尾張旭市の整体で話題の早期改善治療
尾張旭市の整体で話題の早期改善治療
尾張旭市はなのき整体院ブログ♪
「朝になると頭痛がする」「立ち上がると気持ち悪い」「学校に行きたいのに体がだるくて動けない」。
最近、こうした相談を受けることが増えています。
その背景にあるのが 起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation:OD)。
特に 小学生高学年~高校生 に多く、成長期の身体変化・生活リズム・ストレスなどが複合的に影響する、自律神経のトラブルです。
起立時の血圧調整がうまく働かず、脳に十分な血液が回らなくなる状態です。
つまり、姿勢変化に対する循環調整の不具合。
自律神経(交感神経・副交感神経)がうまくスイッチしないことで、
といった特徴的な症状が出ます。
「怠けている」「やる気の問題」と誤解されやすいですが、
明確に身体の機能が低下している状態 です。
思春期は“自律神経の揺らぎ”が大きくなる時期です。
そこに以下の要因が重なると、発症しやすくなります。
特に最後の「姿勢不良」は整体目線でも重要ポイント。
首の筋緊張が続くと、頸動脈・自律神経の受容器 に負担がかかり、めまいや立ちくらみを悪化させやすくなります。
起立性調節障害は医療機関での診断が基本ですが、
整体では 自主回復力を引き出すサポート が可能です。
首・肩・胸郭の動きが良くなると、
呼吸の深さが戻り、交感神経の過緊張を抑えやすくなります。
猫背・巻き肩・前首姿勢は、頭部への血流調整を邪魔します。
全身のバランスを整えることで、起立時の血圧変動が緩やかに。
軽い骨盤調整や呼吸誘導は、副交感神経の働きを高め、
「朝のスイッチが入りにくい子」の体を整えやすくします。
整体と併行して、生活習慣の見直しも非常に効果的です。
体内時計が整い、交感神経のオンがスムーズに。
ブルーライトは交感神経を刺激し、朝の動き出しを妨げます。
血液量が増え、立ちくらみの改善に役立ちます。
胸郭が広がり、酸素供給とリラックス効果がアップ。
起立性調節障害は、周囲の理解不足で
“怠けている”“気持ちの問題”
と受け取られてしまうことが少なくありません。
しかし、実際は 医学的に確認されている自律神経の機能低下 です。
正しいケアを続けることで、
多くのお子さんが少しずつ朝のつらさを卒業していきます。
「最近、朝起きられない」
「午前中だけつらそう」
そんな様子があれば、早めのご相談をおすすめします。
愛知県尾張旭市はなのき整体院
起立性調節障害専門
院長 石田 大
この記事を書いたひと:院長 石田 大
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