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赤ちゃんの枕が危険?

赤ちゃん整体
更新日:2025.11.14

 


✨「赤ちゃんの枕、実は危険?」専門家が本音で語ります

はなのき整体院ブログ**

こんにちは!尾張旭市の はなのき整体院 です。

赤ちゃん用品売り場を歩くと、ふわふわ可愛いベビー枕がズラッと並んでいますよね。
「頭の形が良くなるらしい」「絶壁防止って書いてあるし…」
そんな言葉を見ると、つい手に取りたくなる気持ち、すごくよく分かります。

しかし、整体院としての本音を言うと——
赤ちゃんに枕は、基本的に必要ありません。
むしろ、使い方によっては危険になる場合もあります。


■ 赤ちゃんに枕はいらない理由

赤ちゃんは、頭が大きく肩幅がとても狭い体のつくりをしています。
そのため、枕がなくても自然と首に負担のない姿勢が取れるようになっています。

枕を入れることで逆に首の角度が不自然になり、

  • 呼吸がしにくくなる
  • 顔が埋まりやすく窒息のリスクが上がる
  • 寝返りしにくく、体の発達を邪魔する

といった問題が起こる可能性があります。

整体の視点から見ても、首・肩・頭のラインは「何も敷かないほうが自然で安全」です。


■ では、なぜ“頭の形が良くなる枕”が売られているの?

業界の裏話…というほどではありませんが、商品はどうしても
「可愛い・良さそう・便利そう」
というイメージで売れてしまう側面があります。

「絶壁防止」「まんまる頭に」
など魅力的な言葉が並びますが、実は科学的に効果がはっきり証明されているわけではありません

当院にも
「枕を使ってるけど効果がわからない」
「逆に向き癖が強くなった気がする」
など相談が多くあります。


■ 枕は“絶対ダメ”ではありません。大切なのは“使う場面”

ここは誤解されやすいポイントです。

寝かせるときに常用するのはNG。
でも、

  • 授乳中の頭の位置調整
  • ママが見ている時間の短時間の補助
    など、目を離さない前提の一時的な使用なら問題ありません。

「寝るときの枕」と考えると危険が増えますが、
「大人が管理する中での補助具」ならOKというイメージです。


■ 頭の形が気になるなら、枕より“毎日の過ごし方”

整体院として、最も効果を感じているのは枕ではなく、

  • だっこの仕方
  • 日中の向きの工夫
  • タミータイム(うつ伏せ遊び)
  • 寝かせる位置を時々変える
  • 頭の左右への刺激の入れ方

といった 生活の中の小さな工夫の積み重ね です。

当院でも頭の形の相談が多いですが、
枕よりも生活の調整の方が効果がはっきり出るケースが圧倒的に多いです。


■ まとめ:安全第一、そしてシンプルがいちばん

赤ちゃんの寝る環境は、実は「何も敷かない」「何も置かない」がもっとも安全。
これは整体の観点だけでなく、医療・安全ガイドラインの共通した考えです。

もちろん、
「かわいい枕を使いたい」
「頭の形が心配」

という気持ちもよく分かります。
だからこそ、まずは 赤ちゃんの体にとって自然な姿勢 を最優先に考えてみてくださいね。


 

愛知県尾張旭市 はなのき整体院

赤ちゃん頭の形専門

院長 石田 大

この記事を書いたひと:院長 石田 大

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