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赤ちゃんの頭の形が気になったら、まず「原因」を探してください。

赤ちゃん整体
更新日:2026.05.28

 


赤ちゃんの頭の形が気になり始めたとき、多くのママが最初にやることがあります。

ネット検索。

「赤ちゃん 頭 いびつ」「向き癖 治し方」「絶壁 直る?」

出てくる情報を片っ端から読んで、枕を買ってみて、向きを変えようとしてみて。

でも、なかなか変わらない。

それもそのはず。原因がわからないまま対策をしても、的外れになることが多いから。

頭の形が変わりにくい子には、必ず「そうなった理由」があります。その理由は一人ひとり違います。

この記事では、整体師として15年間・毎日赤ちゃんの頭に触れてきた経験をもとに、「頭の形が崩れる原因の見つけ方」 をお伝えします。

原因さえわかれば、やることが絞れます。やることが絞れれば、変化が出やすくなります。


なぜ「同じケア」をしても効果が出る子と出ない子がいるのか

よくこんな声を聞きます。

「ドーナツ枕、買ったんですけど全然変わらなくて…」

「向きを変えようとしても、すぐ戻っちゃうんです」

これ、ケアが間違っているわけじゃないんです。ただ、その子の原因に合っていないだけ。

たとえば首の筋肉が緊張して向き癖が出ている子に、枕だけ変えても意味がない。筋肉のアプローチが先に必要だからです。

逆に、筋肉は問題ないのに寝る環境だけが原因の子なら、環境を変えるだけでするっと改善することもある。

頭の形の悩みは「ひとくくり」に見えて、原因のタイプが全然違うんです。


頭の形が崩れる原因は、大きく3つ

わたしが施術の中で見てきた限り、原因は大きく3つに分類できます。


① 筋肉・骨格タイプ

「向きたくても向けない」から向き癖になっている

首の胸鎖乳突筋という筋肉が生まれつき、または出産時の負荷で硬くなっている状態です。

この場合、いくら反対を向かせようとしても、赤ちゃんにとって「そっちは痛い・きつい」という感覚があるので自然と楽な方へ戻ってしまいます。

見分けるポイント: 仰向けに寝かせたとき、顔が常に一方向に固定されている。反対を向かせようとすると嫌がったり泣いたりする。首を左右に動かしたとき、片方だけ動かしにくそうにしている。

このタイプは、枕や寝かせ方を変えるだけでは改善が難しいです。筋肉へのアプローチが必要になります。


② 環境・習慣タイプ

「いつも同じ状況」が積み重なって形になっている

筋肉や骨格には問題がないけれど、日常の環境や習慣によって同じ方向ばかりに圧がかかっている状態です。

よくあるパターンはこちら。

  • ベビーベッドの向きが決まっていて、光や音の刺激がいつも同じ方向から来る
  • 授乳のとき毎回同じ腕で抱いている
  • バウンサーやチャイルドシートでいつも同じ姿勢になっている

このタイプは環境と習慣を見直すだけで、比較的早く変化が出やすいです。

見分けるポイント: 向きはある程度変えられるけど、気づいたらいつも同じ方向を向いている。生活パターンを振り返ると「毎回同じ」ことが多い。


③ 頭蓋骨・縫合タイプ

頭の骨の重なりや縫合のズレが影響している

これは少し専門的な話になりますが、頭の骨同士の重なり具合や、縫合(骨と骨のつなぎ目)の状態が関係しているケースです。

出産時に産道を通るとき、赤ちゃんの頭は少し変形しながら生まれてきます。通常は数日で自然に戻りますが、なかなか戻らないこともある。

このタイプは外から見ただけではわかりにくく、触れて確認しないと判断が難しいです。

見分けるポイント: 生まれた直後から頭の形が気になっていた。向き癖があるわけでもないのに、頭の一部が出っ張っていたり平らだったりする。


自分で原因タイプを確認する方法

自宅でできる「原因タイプ確認チェック」を紹介します。


STEP 1:向き癖の「質」を確認する

仰向けに寝かせて、反対方向からそっと声をかけてみてください。

  • ゆっくり振り向けた → 環境・習慣タイプの可能性が高い
  • 途中で止まる、嫌がる → 筋肉・骨格タイプの可能性が高い
  • そもそも向き癖がない → 頭蓋骨・縫合タイプを疑う

STEP 2:首の左右差を確認する

赤ちゃんをゆっくり縦抱きにして、頭をそっと左右に傾けてみてください。(※首がすわっていない場合は必ず頭を支えて行ってください)

  • 左右同じくらい傾く → 筋肉のアンバランスは少ない
  • 片側だけ傾きにくい → その側の筋肉が硬い可能性がある

STEP 3:生活習慣を振り返る

以下の項目、当てはまるものはありますか?

  • ベビーベッドの置き場所が窓や部屋の入口に近く、いつも同じ方向に顔を向けている
  • 授乳はほぼ毎回同じ方向から抱いている
  • バウンサーやチャイルドシートをよく使う

3つ以上当てはまる → 環境・習慣タイプの関与が大きい可能性があります。


STEP 4:いつから気になり始めたかを思い出す

  • 生後すぐから気になっていた → 頭蓋骨・縫合タイプの関与を疑う
  • 生後1〜2ヶ月ごろから気になり始めた → 筋肉・環境タイプが多い

原因タイプ別、次にやること

チェックが終わったら、タイプに合わせてアプローチを変えましょう。

筋肉・骨格タイプの場合 まず首の筋肉へのアプローチが必要です。自宅でできることとしては、お風呂上がりに首周りをやさしくなでるようにほぐすこと。ただし硬さが強い場合は、専門家に診てもらうことをおすすめします。

環境・習慣タイプの場合 原因となっている習慣を一つずつ変えていきましょう。ベッドの向きを変える、授乳の抱き方を左右交互にする。小さな変化の積み重ねが効いてきます。

頭蓋骨・縫合タイプの場合 自己判断が難しいタイプです。気になる場合は整体師や専門家に診てもらい、触れて確認してもらうことが一番の近道です。


まとめ

頭の形のケアに「万能な正解」はありません。

でも「原因を知ること」で、やるべきことがぐっと絞れます。

今日確認してほしいのはこの4ステップ。

  1. 向き癖の「質」を見る
  2. 首の左右差を確認する
  3. 生活習慣を振り返る
  4. いつから気になったかを思い出す

これだけで、あなたの赤ちゃんの頭の形が「どのタイプか」がだいぶ見えてきます。

 

尾張旭市 はなのき整体院 石田 大

この記事を書いたひと:院長 石田 大

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